2/14/2022

2022/2月の散歩(茂木)

2022/2/14
茂木散策のため茂木城山公園に車を停め、関東ふれあいの路をたどり、大同(だいどう)元年(806)に茂木桔梗城主の鬼門除けとして創祀されたとされる、荒橿神社(あらかしじんじゃ)へ
益子町の鹿島神社が管理する延喜式(えんぎしき)内社の神社だそうです
一の鳥居を入り、左手に朽ちかけた建物があります
元はこのような立派な三重塔だったそうですが、修復はできないものでしょうか
荒橿神社三重塔(現 阿弥陀堂)
この荒橿(あらかし)神社の三重塔(現 阿弥陀堂、以下阿弥陀堂という)の創建時期については、わずかに桔梗城が完成した元弘3年(1333)、先勝祈願のために「三階堂阿弥陀堂」を建立したという説があるが、それを確認できる資料は見当たらない。しかし、昭和63年にこの阿弥陀堂様式、構造等について詳細に調査を行った結果、最も重要な上層の組上げ構法を初め、細部の様式に至るまで、西明寺三重塔(1543年、国指定重要文化財)との共通点が多く、時期的な近さが感じられる。又、全体として簡略化された部分が目立つことなどから、西明寺三重塔より若干時期が新しい可能性が強い。それを裏付けるものとして、阿弥陀堂に安置されていた阿弥陀像の体内に残された墨書に、永禄7年(1564)作とあること等から、この阿弥陀堂の創建は永禄年間(1558~1569年)頃と推定することができる。栃木県内に現存する木造塔婆は、西明寺三重塔の外、輪王寺三重塔(1685年、国指定重要文化財)、高勝寺三重塔(1751年、県指定文化財)、東照宮五重塔(1818年、国指定重要文化財)の4棟で、一部(初重部分)しか残されていないとはいえ、この阿弥陀堂は大変貴重なものといえる。左図は、現存の阿弥陀堂をもとに、創建当時の三重塔を復元したものである。
平成2年8月 茂木町教育委員会
御神木は推定樹齢730年のケヤキです
大きなきのこが生えていました

二の鳥居をくぐります


主祭神は、國常立尊(くにのとこたち)、國狭槌尊(くにのさつち)、豊斟渟尊(とよくむす)
本殿です
神社をぐるっと回ると、お地蔵さん
市街地まで下りて茂木駅近くの茂木 八雲神社


八雲神社の御祭神「素盞嗚尊」様は、厄除・健康祈願の御神徳が夙に優れております。夏になると全国各地で行われる祭りは、この神様の「疫神除け」の御利益を求めて行われていることがほとんどです。沢山の方々が「厄払い・厄除け・健康」の祈願にお見えになります。ほかにも、「交通安全」「大願成就」「病気平癒」などの御利益があります。

駐車場へ戻る途中、逆川の橋を渡り、正明寺へ

城山公園は標高166mある山城なので、急坂を登ります

ちょうどロウバイが見頃を迎えていました




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