6/10/2013

亀山母没

2013/5/14
東松戸病院から、新東京病院経由で東前病院へ搬送
2013/6/10
朝9:59に、水戸東前病院にて、母亀山恂子が息を引き取る
2013/6/13、通夜













2013/6/14、告別式



2013/7/6
弟が息を引き取った日に、母を九品仏に納骨







6/09/2013

2013/6月の散歩(北茨城)

2013/06/09
梅雨だと言うのに、暑い日差しに恵まれた日曜
母の様態が悪く水戸に滞在中のため、北茨城まで足を延ばしてみる事にした
国道6号線の中央分離帯には、オオキンケイギク(大金鶏菊)がはびこっている
この花は、北アメリカ原産で1980年代に来日し、排気ガスにも強い事から、緑化対策として各地に植えられたようだが、繁殖力の強さと固有種への悪影響から2006年に栽培禁止となった種です
この時期、各地の道路沿いでよく見られる黄色の花です
日立駅周辺の日立バイパスは、海の上を走れます
駐車場もあり、お天気のいい今日のような日は是非走ってみてください

北茨城市に入り福島県境近くに五浦(いつら)海岸があり、今日の目的地六角堂はこの海岸にあります
近くには童謡界の作詞家、野口雨情の生家と記念館もあります
六角堂駐車場わきには、黄門の井戸という、光圀公がのどの渇きをうるわしたという湧水がありました
海のすぐわきですが、しょっぱい事はなく、また冷たくもない所が井戸水かな?と思ってしまいます
六角堂のある「五浦美術文化研究所」は、犬が入れなかったので、まずは周辺を散策です。
浦を挟んで六角堂を眺められます


手前には小さな砂浜も
花の名前は、これから調べます
先ほどの場所からさらに南に下ると、福島県海岸の発電所が見えます。ん?
さて、六角堂とは、日本美術の父、岡倉天心が日本美術院を五浦に移設した際、思索の場として設計したそうです
ここには天心の詩が

五浦はご覧のような断崖の下に五つの浦があり、浸食による洞窟も数多くあるそうです

クサフジと思われる花。日本在来のクサフジと、ヨーロッパ原産のナヨクサフジがあるようで、まだ幼花のためはっきりしないが、葉っぱの形からどちらでもないかもしれない
大津岬灯台も2011/3/11の地震で損傷し、再建された際に、太陽光による灯台に生まれ変わりました
さて犬を車に残し、茨城大学が管理する五浦美術文化研究所に、入場料300円でお邪魔する
こちらは岡倉先生の住居のようです

六角堂は3.11の地震ではなく、その後の津波にのまれ、土台だけを残して海に流されてしまいました
園内の展示場では、その後の再建のビデオが上映されていました
再建したのは、津波にのまれた直前の物ではなく、明治時代に天心が制作した当時の物だそうです
先ほど詩の碑のあった公園下は、こんな荒海です
園内は苔むしたいい雰囲気なのですが、私の写真の腕では、お伝えできませぬ

これと言った観光資源のない茨城で、そのもっとも北に位置するこの一帯ですが、お魚も美味しいので、ドライブとのんびりした一日を過ごすには、良い所かもしれませんよ





6/02/2013

2013/6月の散歩(六地蔵寺)

2013/6/02
水戸のアパートから大洗方面へ10分ほどの所にある、倶胝密山聖宝院 六地蔵寺は、茨城百景に選ばれた六地蔵寺、またの名を水戸大師という
参道は、それはそれは趣のある杉並木で、境内の風景に期待を持たせられます

四脚門(中門)は、参道の正面にある、藁ぶき屋根の最初の門で、県指定の重文
旧法寳蔵は、水戸藩第二代藩主徳川光圀の命により建立された寺宝の収蔵庫(国指定重文)
大師堂
地蔵堂は、水戸徳川家二代藩主・光圀公最晩年の寄進による(国指定重文)
お寺さんの名前のゆかりの六地蔵
開山は平安初期の大同二年(807年)。その後室町時代の永享元年(1429年)に、宥覚上人によって中興されました。さらに、室町時代後期には第三世の恵範上人が西国の諸大寺へ遊学し、経典の収集・書写に努めた事により、本寺は檀林となり、多くの著名な学僧・修行僧を輩出いたしました。大和国長谷寺(現奈良県桜井市)第三世能化宥義上人(本寺八世)もその御一人です。
全国お花見900景(これって、すごいのかなあ)に選ばれている樹齢170年の枝垂桜も、桜のシーズンに見てみたいものです
弘法大師さまの立像
樹齢1,100年の大杉は、胸高直径6.9m、根回り9.3m、樹高約33m。スギの国指定天然記念物は日本海側に多く太平洋側では少ないのであるが、海に近い平野部にあり、樹勢も旺盛で根張りもいい
境内には大木がいくつもありますが、これは樹齢800年の大いちょう

本堂

たいそう歴史のある清々とした立派なお寺でした

お寺の近所の団地には、いろいろな野草が咲いていました
ミヤコグサ
ガウラ(ハクチョウソウ)
これはどこかの家から、園芸用苗から種が飛んだのでしょうか

キキョウソウ