10/27/2012

310bbb

10/26、27の2日間にわたり、310bbbという催し物がありました。 これは何かというと、310と書いて水戸と読み、英語のバー、スペイン語のバルと、イタリア語のバールをつなげた、今回で3回目の町おこし活動の一つです。

システムは、前売り券(3,200円)または当日券(3,600円)を買い、4枚ついているチケット1枚につき、各店指定のおつまみとお酒が1杯のめること。
水戸に来て2月経たない我々夫婦には、地元のお店を知るのに最適なイベントです。理由は1杯だけでお店を出れること。普通にお店に入ると、なかなかそうはいかないでしょ?

今回は水戸市内で8か所ある開催エリアのうち、家から最も近い下市エリアを選び、まだ宵の口から街に繰り出しました。

最初に選んだのは、「のみくい処 ひいらぎ」です。
これは、普通のお通し。飲んでるお酒は「一品」です。
bbb用のおつまみは、茨城県鉾田のまごころ豚。
目を引いたのはカウンターの上にかけられた、「雨ニモマケズ」の板書きですが、よく見ると呑宮沢賢治作とあります。
著作権の問題がありそうですが、ここは飲み屋ですし、笑って許しましょう。
2件目は居酒屋「一心」
10人でいっぱいになる店内は、小上がりに家族客4人、カウンターに常連客2人、我々2人と後から入ったbbbツアラー2人で満席です。
升酒はここも「一品」です。
bbbセットのモツ煮込み。
店内は、かなりいい感じの仕上がりです。
このお店、入りやすいしまた来てみよう。
3件目は、御覧のように貧乏神のような「七福神」。
ですが、店内は明るく、年配の女性がやさしくもてなしてくれました。
こちら、カウンターには計6名が陣取っていましたが、どうも全員お店の関係者とbbb実行委員の方だったようで、お客はうちらだけ。
こちらのお酒は副将軍でしたので、お燗を進められました。
こちらは、無料サービスの丹波の黒豆。はじめていただいたのですが、おいしいですね。
大きくて甘くて、しっかりとした味でした。
最後の4件目では、軽く寿司をということになり、「国寿司」へ。
ここでは「一品」の生酒をいただきました。
つまみは7種類のにぎりから、好みの3種を選べます。
イクラ、光り物とタコ。
仕上げは、鉄火を一本。
というわけで短時間で4件のはしご酒。
楽しかったのは事実ですが、もう満腹でよいよい気分。
次回は別のエリアへ進出したいと思います。
楽しみにしていますので、実行委員さん、次回もよろしく。

10/21/2012

2012/10月の散歩(大洗)

2012/10/21
大洗海岸へ






漁港で釜茹でシラスの天日干し





大洗IC前のイエローポート




10/14/2012

磯蔵酒造

2012/10/14
宇都宮線の小山から、常磐線の友部を結ぶJR水戸線の、稲田駅前にある磯蔵酒造を訪ねました。
どっしりとした旧家で、趣のある酒造です。

お決まりの酒林は、ちょっと疲れているかな。
ちょいと、暖簾を開くと、奥まで延びる酒作りの工程が見て取れるようです。
日曜だったため、酒作りはお休みで、母屋の左手の試飲室にお邪魔しました。
この酒造のお酒は「稲里」ブランドで茨城県内で出回っています。
試飲室のいすは、酒樽と酒濾し布から作ったそうです。
かなり、おしゃれですよね。
試飲室のドアは、ガラスがはまっていません。外気が直接吹き込みます。
すっごいおしゃれですねと言うと、地震で割れたので、そのままにしていますという答えだった。
あっぱれ!
上の赤ラベルのお酒は、今年試験的に仕込んだ、今年だけのお酒です。
香りが強く、味は甘口。おいしいのですが、私には甘味が強すぎるようです。
下は、震災復旧作業中に、水戸の料理屋さんでの写真。
稲里の代表的純米酒「山」です。
うたい文句は「何も足さず、何も引かず。山のように、どっしりと。」
 こちらはイネの品種の日本晴(にっぽんばれ)を使い、花崗岩からの石透水を仕込み水に使った純米酒です。かなりいけてます。
どうです、ラベルもいけてる酒造だとは、思いませんか?