水戸市有賀町のたらいうどん椛や
何度来ても、何を食べても、いつも美味しい
うどんやの裏は、有賀神社
859年(貞観元年)に創建された有賀神社は武甕槌命(タケミカヅチ)と經津主命(フツヌシノカミ)を祭神とする水戸でも屈指の歴史ある神社です。
「虫きりの神様」として子どもの夜泣き・かんの虫にご利益があるとして市民には知られています。
この神社で有名なのは、毎年11月11日に行われる有賀神社の磯渡御(ありがじんじゃのいそとぎょ)という行事でしょう。
有賀神社から大洗磯前神社まで御神体が渡御されるこの行事は、社伝によると807年(大同2年)と神社の歴史よりも古く、この神事のために有賀神社が創建されたという説もあります。
実際の祭神である武甕槌命(タケミカヅチ)・經津主命(フツヌシノカミ)ではなく、擬人化された有賀神社と大洗磯前神社の事らしく、それだけ水戸と大洗の関係が古代から深かったことがわかる伝承であると言えるでしょう。